こんにちは宮海です🌊

今回も私の母親の子育てから学べるやってはいけない子育てを説明したいと思います🍀

母の子育ては一言で言ったら

「子供の自立を妨げる子育て」

をずっと行ってきました。

前回も述べたように、母は問題の答えをすぐ教えたり、読書感想文などを代わりにやってしまったりと、

我が子の成長の種を根こそぎ奪うような育て方をしていました。

ひとまとめで言うと「過保護」な子育てをずっと私にしてきました。

例えば小学校低学年の時に私は缶ジュースの栓を開けようと頑張って指を動かしますが、

横から入ってきた母が代わりに開けてしまう。

自分一人で出来る作業をすぐ一緒になって手伝ってしまう。

私が学校で使う道具に名前を書いていると、母が横からやってきて一緒に書いてしまう🖊

朝起きて登校の支度をしている最中に私の寝癖をよく直してくれましたが、

毎日ブラッシングからドライヤーまで丁寧に事細かにしていました💈

私はただ座っていれば、勝手に寝癖が直っていました。

登校するときも小学校2年生くらいまで母が一緒になって付き添うなど。周りの同級生からは

「なんで総一郎くん、お母さんといつも一緒に登校しているの?」

と言われたこともあります。私に聞かれても分かりません。

以上のように過保護な子育てを受けた私は、自分一人では何も出来ない人間に育ってしまいました。

困ったことがあるとすぐ「誰かが助けてくれる。」と学習してしまい、自分で解決するという頭が昔は皆無でした。

また学校のグループワークでも周りのクラスメイトはきびきび動いているのに、

私だけぼーっと突っ立っていることが多かったです。いわゆる「指示待ち状態」です。

家では食事の支度や準備も全て親がやってしまうので、

私はただ座っていれば勝手に料理がテーブルに用意されていました。私が手伝わなくても別に良いのです🍛

一方学校ではそうはいきません。周りの同級生達と協力して進めなければならない作業でも、私はただぼーっとしているばかりで周りからは

「何もしない人」

のレッテルを貼られていつも反発を食らっていました。

ようは自発的に考えて行動する機会が家庭で奪われたため、誰かの指示がないと判断や行動ができなくなる人間に育ってしまいました。

後に中学校、高校でもグループワークが他の人達より不得手でかなり苦労をすることになります。

そして大学入学後のアルバイトでも仕事が出来ず苦い思いを散々経験しました。

よって小学校時代で躓くと、その後の人生でも尾を引きます。

小学校時代は人生の基盤を作り上げる年代ですので、それが出来上がっていないと後々大きな苦労が容赦なく襲ってきます。

とにかく親の役割は子供の自立を促すことが仕事であり、いつまでもベッタリくっつくことは子供の成長に悪影響を与えます。

自転車だってずっと補助輪を付けていては、いつまで経っても乗れるようにはなりません🚲

それと同じです。いつかどこかで親の手から離れる必要があります。

自身の経験から強く言えることは、過保護な子育ては絶対にしてはいけません。

我が子が可愛いくて思わず手伝いたくなる気持ちは分かりますが、度が過ぎると我が子の成長を阻害してしまいます。

きちんとした自立した大人に育て上げることが親の使命であり、それを全うする義務が子供を授かった瞬間から生まれます。

少しでも「自分って過保護かな?」と思ったら、これを機に自分の子育てを見直してみるのも良いと思います。

また過保護な子育てについて詳しく知りたい人は、以下のリンクもご覧ください。

もしかしたらこれって過保護?過保護の定義と注意点 | 群馬県の学習塾ならベスト個別指導学習会best-k.co.jp

それではまた👋