こんにちは宮海です🌊

前回まで私の父親の話をしましたが、今回からは母親の話をしたいと思います🍀

私の母は東京都豊島区出身の資産家の家庭で生まれました。そして小学校から高校時代まで私立の女子校に通っていました🏫

高校卒業後は短期大学に進学し就職します。その後は20代後半で父と出会い結婚し、私が生まれます。

結婚当初は父とも仲が良く、私が生まれて幸せな日々を過ごしていましたがある日突然、幸せな日常にピリオドが打たれます。

父が「脱サラして地方で商売をやりたい!」と言い出します。

それはもう自分達が30代半ばの頃の話であり傍から見ると「何を夢見ているの?」と思われるような発言です。

しかし母は父の口車に上手く乗せられます。父は口だけは達者でしたので、詐欺師のように母を誘導します。

また母も女子校育ちが長かったことから男という生き物をあまり理解していなかったことと、

お嬢さん育ちでしたので世間知らずなところもありました。

他にも母も父同様思慮が浅いところがあり洞察力も乏しく、騙されやすい面がありました。

実際私が幼少期に何回か母に嘘をついたことがありましたが、全て真に受けていた記憶があります。

父の「俺の手に乗れば成功するから!」という言葉にまんまと騙され、私が4歳の時に地方移住を決断します💨

そして父と一緒に商売を始めますが、思い通りにいかない日々を送ります。

商売の売上だけでは生活が出来ないので、パートで県内の職場をいくつか転々としますがどの職場でも馴染めなかったそうです。

母は社交的で気さくな性格ですが、職場の人間関係に苦労します。

田舎の人達は都会の人達への僻みやコンプレックスが強く、特に東京から移り住んで来た人を敵視しやすい傾向があります。

実際母も最初の職場で

「以前は渋谷で働いていました。」と口にした瞬間に同僚達から総スカンを食らわれたことがあるそうです。

また私達が移り住んだ県は閉鎖的な県民性があり、よそ者をあまり受け入れたがらない考え方が根付いていました。

結局母はどの職場でも同僚達と関係性が深まらず、18年間県を出る日まで友人らしい友人も出来ずに終わってしまったそうです。

おまけに旦那はオーナーのくせに、何もし無さすぎるしとにかく頼りない。せっかく高い初期費用を出して始めた商売も上手く波に乗らない。

そんな母が目を向けたのが私への教育でした。

私は父のように育って欲しくないとの思いから私への教育は熱心に行うことをしました。

小学校に入学した当初から母は私への教育に力を注ぎ、一生懸命勉強を教え込みました📚✏️

特に算数が苦手だった私には時には厳しく、叱責しながら勉強を教えました。

そのおかげで学校の勉強には困ること無くついて行けて、テストでもいつも100点を取るなど成績も優秀で6年間過ごしてきました💯

そして公立中学校に進学し、そこでも母は3年間私に勉強を教え続けました。

母は英語が得意でしたので、英語もいつも教わりました🇺🇸

よって中学時代も学校の定期テストでは毎回学年で6番以内に入るなど、良い成績を収めました🌟

その後は高校受験で県内でも有数の進学校に合格を果たし、順調なステップアップを歩みました💨

ところが母の子育てには大きな穴が幾つか実在していました。それにより生じた大きな壁に高校入学後ぶち当たります。

その穴の正体を次回お伝えします。

それではまた👋