こんにちは宮海です🌊

今回は何故私が地方のFラン大学に通うことになったのか理由を説明したいと思います🍀

理由は一言で言うと、東京の大学まで行かせられるお金が無かったから💸

私は東京都内で生まれましたが、父親が地方で商売を始めたいと言い出し4歳の時に地方へ移住しました。

しかし次第にその商売も行き詰まり、私が中学2年生の時に破産しました。

そして一転我が家は貧困家庭になりました。

両親ともパートタイムでの仕事を始めて、世帯年収は約300万円の家庭になりました。

もう一度言いますが、これは父母揃っての年収です。

一家の大黒柱であるはずの父親すら年に約150万円しか稼げていない状態です。

その収入で私、両親、祖母4人家族の生活費を差し引くと私への教育費は必然的に微々たるものになります。

よって両親から

「大学へ行きたければ、学費の安い地元の国公立大学にして欲しい。」

と言われました。つまり私の高校卒業後の進路は、県内の国公立大学しか無かった訳です。

当時それに理不尽に感じた私は親と何回か衝突したことがあります。

私 「俺東京の○○大学に行きたい!」

母 「ダメ。」

私 「なんで??」

母 「お金が無いから。」

私 「……!!」

ちなみに東京の大学へ行くには学費だけでなく、一人暮らしするための数々の費用がかかります💰

引越し代も家具・家電の購入費用、敷金など賃貸物件の初期費用がかかり、

我が家の経済状況ではそれらが出せませんでした。

よって自宅から通える範囲内にある大学しか、選択肢が無かった訳です。

しかも学費の安い国公立大学のみの。

大学受験はかなり勉強を頑張りましたが、なかなか模試の成績が上がらずかなり苦戦しました📚✏️

また私の両親とも国公立大学の受験経験が無く、母は短期大学卒、父はFランの文系の私立大学卒です。

両親が出来なかったことをする訳ですから、初めから高いハードルを課されていた状態です。

結果センター試験(現共通テスト)では6割方の点数を取れましたが、

県内の国公立大学は7割を取らないとA判定にはならないので合格は厳しい状況でした。

そこで県内にある私立の大学を調べてみると、

特待生として入学した学生に学費の免除をしてもらえる制度があることを知りました。

そしてその大学に目を付け、無事その大学へ特待生として合格することが出来ました✨🌸

その大学は私立大学ですが、入学金免除、学費後期分だけ4年間免除などのお陰で

国公立大学並の授業料で4年間通えました。

本当にこの制度には今でも心から感謝しております。

私立大学には上記のように優秀な学生を受け入れるための制度が充実しているところもあるのです。

以上のような事情で私は地方のFラン大学に進学することになりました。これらの話から言えることは、

「子供の進路は親の経済状況で決まる。」

ということです。私の場合はまだ恵まれている方であり、

世の中には母子家庭で高い学力を所持しているのにも関わらず、高卒で就職をせざるを得ない学生もいます。

それってあまりにも勿体無い話だと思います。

せっかく高い能力を持つ学生が高い教育を受けられず、その能力を十分に活かせないのは世の中にとっても損だと考えます。

今後そう言った学生を救済出来るような、制度がこの社会にどんどん増えていくことを願っています。

それではまた👋