こんにちは宮海です🌊

前回お話しした、学校で優秀な人と社会で優秀な人について詳しくお伝えしたいと思います🍀

学校で周りの人から評価されやすい人は、学校の勉強が得意な人です。

テストで高得点を取れば、先生や同級生、両親からも一目置かれます。

一方社会で評価される人は、仕事が出来る人です。

仕事で高い成果を出せば上司から認められ、やがてはどんどん出世していきます。

そして、学校の勉強が出来る=仕事が出来る

という関係性には相関性はありません。

現に私自身がそう言った人間であるためです。

幼少期から教育熱心な母親の元で育った私は、勉強を頑張ることを強いられずっと勉強を頑張ってきました📚✏️

テストでいい点数を取れば、親だけでなく学校の先生からもかなり褒められましたので、

勉強を頑張れば偉いものだと思いながら育ちました。

しかし、大学4年生になり就活を始めると内定をどんどん貰えるのは、

学生時代にスポーツに打ち込んでいた人や遊びまくっていた人ばかりでした。

また、「就活では大学時代の成績は殆ど見られない」とも聞き、今まで勉強に打ち込んでいた頑張りが水の泡に感じました。

実際企業が就活生に求める人材で断トツに多いものが、コミュニケーション能力です。

つまり、コミュニケーション能力の高い人が会社で活躍出来る訳です。

言われてみれば、どの業種でも人と関わらない仕事は無く、コミュニケーション能力が全ての職業の土台として支えています。

結局私は就活では面接官から「コミュニケーション能力の高い人」だと思われることはなく、

おまけに自己PRで上手く自分をアピール出来ずに壊滅しました。

思えば小学生時代から周りの同級生と上手く仲を築け無かったこと、

グループワークが苦手など社会で活躍出来るような能力が欠如していました。

それなのに、学校の勉強が出来たというだけでずっと見過ごされてきました。

誰か1人でも親でも先生でも良かったから、私のその能力の欠如に気が付いてくれていたら救われていたかもしれないと今でも思います。

発達障害者を育てていく上で必要なことは、障害の早期発見です。

幼少期などの早い段階で発覚されれば、適切な教育・支援を受けられて社会で活躍することも可能だと考えます。

ただ、日本という国は他国に比べて発達障害への理解が遅れていることもあり、

なかなか障害児だと認識されにくいところがあります。

むしろ、「ただの変わった子」や「困った子」として認定されるケースが多く、

障害が見過ごされて就活での失敗や就職が出来たけど仕事でつまづいて初めて障害が浮き彫りになる人が大半だと思います。

そのためにはやはり、学校の先生を初めとした周りの大人達の発達障害に対する正しい知識の習得や理解が求められます。

また、先生達だけでなく生徒達にも発達障害の教育を施せば、発達障害児が学校生活をより過ごしやすくなると思います。

とにかく、日本はまだ発達障害への教育が遅れているため、当事者の人達にとっては送りにくい社会であると常々感じています。

だからこそ今後健常者、障害者全ての人が手を取り合いながら共存出来るような世の中になることを心から願っております。

それではまた👋