こんにちは宮海です🌊

今回は前回お話しした社会で優秀な人が持つコミュニケーション能力が何故、発達障害者は苦手なのかについてお伝えしたいと思います🍀

発達障害者の中でもASDという、自閉スペクトラム症を持つ人は全体的にコミュニケーションが不得意です。

現に私もASDの当事者であり、今でもコミュニケーションには苦手意識を持っています。

コミュニケーションが苦手なことは小学生時代から薄々感じており、そして高校時代から本格的に大きく痛感することになります。

高校入学後、私は早速友達作りに苦労しました。

自分から積極的に話しかけようとし、頑張って色々な人に話しかけてみましたが、いまいち会話が盛り上がらない……。

他の人達はすぐ誰かと仲良くなって、会話も凄い弾んでいるのに自分は全然上手くいかない……。

結局入学後の4月の1ヶ月間は1人で昼ご飯を食べていました。

ご飯を口に入れながら、どうすれば友達って作れるのかずっと考えていました🍱

スタートでは失敗したものの、5月6月辺りから次第にクラスメイトとも口を利く機会も増え、

気の合う友人もなんとか出来るようになりました🌟

ただ、その後も自分のコミュニケーション能力の低さを痛感する日々を3年間過ごしました。

例えば部活の先輩や先生を怒らせてしまう、複数人での会話中に私が何か発言すると場がしらける、

交友関係の輪が広がらない、そして彼女が出来ないなどリア充とは程遠い青春を過ごしました。

高校時代でも結局、今までと変わらないクラスでも目立たない存在の立ち位置に留まりました。

こうしてその当時の自分を振り返ってみると、ただ単純に人との接し方が分かっていなかったのでした。

人と仲良くなるためのノウハウが全然分かっていませんでした。

また会話を盛り上げる方法も知らず、そのため他者との交流を深めることが出来ませんでした。

ちなみに、学校ではコミュニケーションの取り方は教えてくれません。

コミュニケーション講座みたいなものがあれば道が開けたかもしれませんが、現実そんなものは存在しません。

つまり、発達障害者はコミュニケーションの取り方を知る機会が欠如しているから一向にコミュニケーション能力が向上しないのです。

それは、間違ったフォームで野球のバットの素振りをしているのと同じです。

正しいフォームで素振りをしないと、バッティングは上達しませんし⚾️

逆に身近にコミュニケーションの取り方を教えてくれる人がいれば、発達障害者でもコミュニケーション能力を高めることは可能だと思います。

健常者、障害者関係無くコミュニケーション能力を学べる機会が今後増えていけば、より良い社会になると考えます。

それではまた👋