こんにちは宮海です🌊

今回は、WAISという検査についてお伝えしたいと思います🍀

前回まで発達障害の強み、弱みについて紹介しましたがそれが顕著に分かる検査です。

WAISとは知能検査のことであり、精神科で発達障害の診断を受ける際に使われます。

詳しい内容は、以下のリンクをご覧下さい。

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WAISは主に言語理解、知覚統合、作動記憶、処理速度

の4つの検査を受けてそれぞれの能力のアンバランスを調べることが出来ます。

平均値はIQ100であり、健常な人達の場合は上記4つの項目がほぼ同じ様な値になります。

しかし、発達障害者の場合はその4つの値にかなり偏りが激しいのです。

現に私は大学2年生の夏にWAISを受けて、以下の結果が出ました。

言語理解:122

知覚統合:83

作動記憶:85

処理速度:143

これはあくまで私が19歳の時の数値ですので、現在は当時よりは値が変わっている可能性がありますが、

かなり能力のアンバランスが現れていると思います。

言語理解の値が高いことから、小学校時代から学校の勉強は得意であり高校受験でも、

県内有数の進学校へ入学することが出来ました📚✏️🏫

一方知覚統合と作動記憶の値がかなり低いことから、幼少期から数々の困難を経験しました。

例えば知覚統合は、目で見た情報を踏まえて論理的に物事を考える力のことであり

この値が低いと、その場における状況を察することや、空気を読めない行動をしがちです。

小学校時代から私はグループワークが苦手でした。

学校で皆で掃除をしたり、行事の準備をしたり、理科の実験などをすることが苦手でした🔬🧪

今置かれている場面を見て、自分が今何をするべきなのかが分かりませんでした。

傍から見ると、ボーっと突っ立っているような状態でしたのでよくクラスメイトから

「ボーっとしていないで、何かやれよ!」

とよく怒られていました。

そして、何かしようとするとその場に相応しくないとんちんかんなことをしてしまい、さらに顰蹙を買われる経験をしました。

現在はだいぶもう、上記のようなことは無くなりグループワークも人並みに出来るようになりましたが、

学生時代を振り返ると知覚統合が低かったせいで学園祭の準備で何をしたらいいか分からず、

その場で浮くなどの数々の苦労を重ねてきました。

そのため、学生時代にあまり良い思い出を作ることが出来ませんでした。

もっと、早い段階で私のその特性が分かっていれば救われていたと今でもひしひしと感じます。

次回は私のもう一つの苦手分野である、作動記憶についてお伝えします。

それではまた👋