こんにちは宮海です🌊

前回の続きの話をしたいと思います🍀

学校現場に入職して1ヶ月ほど経っても、先生達から名前を覚えられていなかった私は

一層日々の業務に力を入れるようになりました💪

自分から挨拶もどんどん大きな声でし、

普段先生達から頼まれる仕事もミスなく正確に出来るよう気を配りながらこなしていました。  

そして入職して2ヶ月が経過した12月の中旬に支援員から言われたことは

「あなたまだ先生達から名前覚えられていないわよ。ただの最近入った障害者の人としか思われてないよ。」

と。素直に愕然としました。これまでの頑張りが全て否定された気分になりました。

勤務が始まって1ヶ月ほど経つと仕事も全体的に慣れてきて、段々とやり甲斐も感じていた頃でした。

学校現場で働いてみて学校の先生達の業務の忙しさを目の当たりにした私は、

その先生達の仕事を手伝って負担を軽減し人の役に立っている自覚も芽生えていました🌟

せっかく自分の仕事に誇りを感じていたところで、上記の支援員の言葉を聞いて一気に仕事へのやる気が無くなりました。

そして支援員から

「コミュニケーション能力が低い。もっと先生達とコミュニケーション取りさない。」

とも言われました。

先生達と普段顔を合わせる機会はありましたが、

お互い自分の仕事で手一杯なところがありあまりじっくり雑談をしている余裕はありませんでした。

そもそも入職して間も無い時期に

「態度が悪い。」「挨拶していない。」

などと難癖を付けることや、名前を覚えようとしない人達と仲良くなりたいとは思いません。

また入職したばかりの頃に職員室の隣にあった印刷室で全校生徒に配布するプリントを印刷する仕事をしていた時の話で、

1人の先生が印刷室で先に作業をしていて、その様子に気付かず印刷機を使おうとした私に

「今俺使っているでしょ。空気読んでー」

と言われたこともありました。

確かに気付かなかった私に非がありましたが、

空気を読むことが苦手な発達障害者に面と向かって口にすべき発言ではありません。

以上のように学校の先生達も障害者を職場に受け入れているにも関わらず、

それに対する知識や理解に乏しい人達ばかりでした。

学校の先生こそ発達障害への知識や理解を深めるべきです。

なぜならば、実際自分達が面倒を見ている生徒の中にも発達障害者は一定数在学しているからです。

現に発達障害を持つ生徒は1クラス1人~2人くらいの割合で在籍していると言われています。

発達障がいを正しく理解しよう。専門家の大学教員が症状や特性などを解説発達障がいを正しく理解しよう。専門家の大学教員が症状や特性などを解説近年、「発達障がい」という言葉をメディアなどでもよく耳にするようになってきましたが、どのような障がいなのかをきちんと理解している人はまだ少ないのではないでしょうか。www.toyo.ac.jp

ただ多くの発達障害を持つ児童は幼少期から、

「困った子」「問題のある子」

のレッテルを周囲から貼られて、先生からの心無い指導を受けて心に深い傷を負って成長する子供が非常に多いです。

そう言った生徒を減らすためにも是非、

現在教職に就いている人やこれから教員を目指している人は真剣に発達障害の勉強を行うべきだと思います。

それではまた👋