こんにちは宮海です🌊

前回もお伝えした、学校事務補助員として入職した職場の最初の冬季休暇中に激しい鬱症状に苦しめられた私は、

年明けてから以前話した障害者就労生活支援センターへまた面談に行くことにしました。

冬季休暇も後半になり少し元気が戻ってきた状態でしたが、私の担当者のMさんが私を見て驚いた様子で

「宮海さん、今日全然私に目も合わせようとしないし、昨年の10月に面談に来た時よりずっと困ったような顔をしている。」

と口にされました。

自分の今の抱えている悩みなどを話すことで幾分気が楽になりましたが、

すぐ翌日にはまた勤務が始まりますので再び強い不安に襲われました。

また私ともう1人学校事務補助員として就労していた、知的障害者のAさんが前月の12月中に一般企業への就職が決まっていました。

ですので1月からは障害者は私1人だけになり、

それまでは私とAさん両方に目を向けていた支援員の指導も私だけに集中することになります。

再び前月までのような愛の無い厳しい指導を受け続けることへの、強い恐怖に全身が苛まれました。

実際その翌日の朝から体が凄く重く、全身に重りを付けているような状態でなんとか頑張って職場に向かいました。

朝いつも支援員と学校事務補助員の人だけが集まる校内の小部屋には、

案の定もうAさんの姿は無く私と支援員の人しかいませんでした。

そして今まではAさんがやっていた仕事を今度は私が全てすることになり、仕事の量も先月までの倍になりました。

必然的に私への負担がかなり大きくなりました。

どれほど私が頑張って手を動かしても1日では終わらないような仕事ばかりで、

しかも時間内に早く正確に終わらせるよう強く要求されました。

例えば学校内の全ての教室にある加湿器の清掃の仕事や、イベントで使う来客用の大量のスリッパを雑巾で拭く仕事🧽

また新入生の生徒さんに配布する学生証に学校のスタンプを押す仕事などあらゆる業務を一度に同時並行して行うため、

かなり忙しない日々を過ごしました。

特に新入生約300人分の学生証にスタンプを押す作業はミスが許されず、

替えの学生証が無いので正確にずれること無く押さなければいけません。

おまけに初めてする仕事であり、最初はゆっくり慎重にやりながら一枚一枚スタンプを押していましたが、

その姿を見た支援員が

「ペースが遅い!それじゃあ、期限内に約300人分終わらないよ!!」

と急かしてきました。そしてかなりのプレッシャーの元それら全てを押し終えた後は大きな疲労に襲われてぐったりしました。

とにかく心が精神が持ちませんでした。上記の仕事が終わってもまた、

新しい仕事が次から次へと目の前に現れ息付く暇もありませんでした。

しかも支援員の人は一切仕事を手伝ってくれませんでした。

理由は、私のためにならないから。

今の職場は障害者が就労能力を高めるための場所であり、本人が全てやり切らないと本人のためにならないから。

しかし今振り返ってみたら、あれはただの無茶でした。

明らかに仕事量に対する人手が全然足りていませんでした。

どう考えても、1人で全て終えられるような量ではありませんでした。

それなのに支援員はただ私を側で監督するだけで、何もしない。

それどころか急かしてきたり、スピードの遅さにため息をついたりと無理難題を障害者に押し付けてくる。

またこうも言われ、

「現在の学校事務補助員の仕事はまだ楽な方であり、一般企業はもっと大変だよ。」

と。今思えばその発言内容は嘘でありますが、当時のまだ社会人になったばかりの私はその言葉を信じてしまい、

「一般企業で勤めるにはもっともっと頑張ら無いと……自分の努力や頑張りが足りないんだ……」

とさらに自分を追い込むようになりました。

そんな生活を続けたある日、3月に入った頃いよいよ心身共に悲鳴を上げ始めました。もう限界を迎えてしまいました。

それではまた👋